弁護士から借金回収の通知が届いたらどうすればいい？対応を遅らせると危険な理由と正しい対処法

「弁護士名義で借金回収の通知が届いた…」「もう手遅れなのかもしれない…」
特にギャンブルで返済が遅れてしまった場合、弁護士から通知が届くと強い危機感を感じるものです。 私自身も過去に「法的措置をとる」の一言で一気に現実に引き戻された経験があります。

ですが、結論から言うと弁護士から通知が届いた段階であれば、まだ対応は間に合います。
むしろこのタイミングで動くことが“最悪の事態（訴訟・差押え）を防ぐ鍵”になります。

この記事では弁護士による借金回収通知が届いたときの正しい対処法を、ギャンブル債務者の目線でわかりやすく解説します。

STEP1：通知が届いた時点で「法的対応に移る前段階」です

弁護士からの通知（受任通知・催告書）が届いたということは、 債権者が“法的手続き（訴訟・差し押さえ）”を検討し始めている段階です。

ここで対応を遅らせると

• 訴訟 → 判決 → 給与・口座差押え

という流れで進む可能性があります。

▶ この段階で弁護士に相談すれば、訴訟を回避できる可能性があります

（内部リンク：借金を延滞してしまったときの対処法はこちら）

STEP2：任意整理で「返済計画の再構築」＋「督促停止」を目指す

弁護士による回収通知が届いた場合、最も現実的な対処は任意整理です。

任意整理には以下のメリットがあります。

• 利息をカット→ 返済総額を減額できる
• 返済計画を立て直す→ 月々の返済額を下げられる
• 督促が停止される（受任通知による法的効力）

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STEP3：過払い金で負債を減額できるケースもある

サラ金やクレジットカードを長期間利用していた場合は、過払い金が発生している可能性があります。

▼過払い金が発生しやすいケース

• 2007〜2010年頃から長期利用している
• 金利18％以上で借入していた時期がある

過払い金が戻れば、返済総額を一気に減らすことも可能です。

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成功事例｜弁護士から通知→任意整理で和解したケース

●事例：Oさん（35歳／男性／パチンコ依存）
・借入総額：180万円（サラ金2社）
・状況：返済3ヶ月遅延 → 弁護士名義で督促状が届く
・対応策：任意整理＋過払い金請求
→ 過払い金38万円が返還され、返済総額180万円 → 115万円に減額

「弁護士から通知が来たときは終わったと思いましたが、任意整理で和解できて助かりました。」

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まとめ｜弁護士による回収通知が届いたら「すぐに対処」が最重要です

弁護士からの借金回収通知は返済を立て直す“最後のチャンス”でもあります。 対応を放置してしまうと、訴訟・差し押さえに発展する可能性がありますが、任意整理で和解できれば、督促を止めた上で現実的な返済に切り替えることが可能です。

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更新日：2025年8月17日

著者

借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理＋副業＋固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。