自分名義で勝手に借金されたときの対処法|ギャンブル債務
「えっ、自分名義でいつの間にか借金が…?」 家族や恋人、知人に無断でクレジットカードを作られたり、カードローンを契約されてしまうケースは意外に多くあります。特にギャンブル依存者の場合、「バレなければ大丈夫」という感覚で他人名義を使ってしまうことがあります。
なぜ自分名義で借金されるのか
本人がギャンブルで資金繰りに困った際、周囲の個人情報を使って無断でカードを契約するケースがあります。 パスワードや本人確認書類が身近にある「家族」ほど被害に遭いやすい傾向があります。
考えられる原因
- 家族がギャンブル依存で資金が足りなくなった
- カードを勝手に作成・利用された
- 本人確認書類を無断使用された
小まとめ
自分名義の借金であっても「契約していなければ返済義務はない」ということをまず理解しておきましょう。
自分名義で借金されたときの3ステップ対応
STEP1:信用情報を確認し、証拠を残す
CICやJICCで信用情報を確認し、いつ・どこで・どのような借入が行われたかを特定します。利用履歴が残っている場合は、スクリーンショットや印刷で証拠を残しておくことが重要です。
STEP2:金融機関へ連絡し、返済義務がないことを伝える
「本人が契約していないこと」「不正利用であること」を伝え、返済義務がない旨を金融機関に説明します。必要に応じて、本人確認書類や警察への届出番号を提出することになります。
対応先 | 必要書類 |
---|---|
金融機関・カード会社 | 本人確認書類/不正利用届出番号 |
警察 | 経緯メモ/利用明細/本人確認書類 |
STEP3:警察・弁護士に相談する
家族や知人が関与している場合でも「詐欺」「私文書偽造」に該当する可能性があります。警察への被害届や弁護士への相談によって返済義務を明確に否定し、今後の再発防止をすることが大切です。
よくある失敗パターン
- 情があって曖昧な対応→返済を肩代わりしてしまう
- 証拠を残さず口頭で済ませてしまう
- カード会社への連絡が遅れ、返済義務が発生してしまう
小まとめ
自分名義の借金でも「契約した事実がなければ返済義務はない」ため、証拠 → 連絡 → 専門家相談の順で早めに行動することがポイントです。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブル依存で名義借入などの借金被害を経験し、任意整理+副業+固定費削減で完済。自分名義の借金被害の対処法を体験に基づき解説中。最終更新日:2025-08-17
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