アウロラ債権回収から督促が届いた…身に覚えがない時の対処法【ギャンブル債務】
ある日突然「アウロラ債権回収株式会社」から督促状が届いた…。 「え?そんな借金した覚えないんだけど?」 私も過去に、まったく同じ状況に陥ったことがあります。しかも内容を見ると「過去に利用したクレジット会社より債権譲渡されたため支払いを求めます」という記載。 パチンコ・スロットで使っていたカードのことを忘れていたため、最初は完全に“架空請求”だと思いました。
アウロラ債権回収とは?
アウロラ債権回収(旧KCJ債権回収)は、合法的に金融会社から債権を譲り受けて代わりに回収を行う法務省認定の債権回収会社です。そのため、架空請求ではなく「本当に支払う必要のある借金」である可能性があります。
よくある債権譲渡のケース
- オンラインカジノ入金用に使っていたクレジットカード
- 昔使っていた消費者金融の借金を放置してしまった
- 延滞状態が続き、債権が“アウロラ社”に移った
小まとめ
つまり「身に覚えがない=必ずしも架空請求ではない」ということです。
本物か架空かを見分ける3つのポイント
① 債権譲渡通知が届いているか
債権譲渡が行われた場合、元のカード会社(例:SMBCファイナンス、プロミス等)から「債権をアウロラに譲渡しました」という通知が届いているはずです。
② 契約内容(契約番号)が書かれているか
督促状に「契約番号/契約日」が記載されている場合は、過去に利用した正規の契約の可能性が高いです。一方、契約番号なし・曖昧な金額のみの場合は架空請求の可能性が高いです。
③ 金額が端数まで明記されているか
「¥302,417」「¥154,280」のように端数まで細かく記載されている場合、延滞利息や遅延損害金が加算された実際の債務の可能性が高いと言えます。
正規請求だった場合の対処法|任意整理で利息を止める
私の場合、調べてみると昔ギャンブル用として使っていたカードローン(50万円)が未払い→債権譲渡されていたことがわかりました。 すぐに弁護士に相談し、任意整理を行って遅延利息を全額カットし、月々12,000円の分割返済にしてもらいました。
項目 | 整理前 | 任意整理後 |
---|---|---|
借入額 | 500,000円(遅延利息込み630,000円) | 500,000円 |
利息 | 年18%+遅延損害金 | 0円 |
月返済額 | 45,000円 | 12,000円 |
架空請求だった場合の対処法
- 一切連絡・入金をしない(※無視して問題ありません)
- 郵便物を保管し、必要に応じて警察へ相談
- 不安な場合は弁護士または消費生活センターへ連絡
よくある質問(FAQ)
Q1:電話で「裁判になる」と言われました。無視して大丈夫ですか?
A:正式な訴訟は「裁判所から書面」で通知が来ます。電話だけで脅す場合は架空請求の可能性が高いので応じる必要はありません。
Q2:正規請求の場合、任意整理で利息を止められますか?
A:はい。債権譲渡後でも弁護士を通じて交渉でき、遅延利息のカットや分割返済が可能です。
Q3:そもそもなぜ債権がアウロラに移ったの?
A:延滞が一定期間続くと、元の金融会社が債権を債権回収会社へ譲渡し、代わりに回収を任せるためです。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブル依存による借金を任意整理+副業+固定費削減で完済。アウロラ債権回収の督促経験もあり、実体験に基づいた対処法や再発防止策を発信しています。
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