免許証を悪用されたら借金を背負う?ギャンブル依存でも今すぐできる現実的な対処法
「免許証を落としてしまった」「誰かに情報を盗まれたかもしれない」—
そんな時に頭をよぎるのが「勝手に借金を契約されるのでは?」という不安です。
特にネットカジノやパチンコで借金がある場合、「これ以上借金が増えたらどうしよう…」と、さらに不安が大きくなってしまうものです。
結論から言うと、免許証だけを悪用されて借金契約をされることは原則としてありません。
借金契約には、本人確認だけでなく銀行口座・勤務先確認・署名など複数の情報が必要になるためです。
ただし、身に覚えのない借入がないかを確認することは非常に重要です。
STEP1:信用情報を確認して“身に覚えのない借金”がないかをチェック
免許証を紛失したり情報漏洩の不安がある場合は、まずCICなどの信用情報機関で情報開示を行いましょう。
数百円〜1,000円程度で、自分名義で契約されている借金の有無を確認できます。
STEP2:すでに借金がある場合は“返済額を減らす”ことを優先する
免許証の悪用が心配な状況で、さらに自分の借金がある場合は、返済額を減らす対策を同時に進めることが重要です。
最も現実的な方法は任意整理です。たとえば200万円の借金+15%の利息がある場合でも、任意整理を行えば利息分60〜70万円をカットできるケースがあります。
STEP3:副業+再発防止策で“安心できる状態”を作る
返済額を減らした後は、副業と支出管理を並行して行うことで、精神的な不安を大きく減らすことができます。
- スマホ副業 → 月1〜3万円の副収入
- 支出記録 → ギャンブル支出を書き出して再発を防止
私自身、ネットカジノで借金を抱えていた頃に「返済+副業+支出記録」を続けたことで、不安よりも“改善している感覚”が強くなり、立て直しへのモチベーションを保つことができました。
成功事例:免許証紛失と借金に悩んでいた30代男性
当時34歳/会社員/借金180万円(ネットカジノ+カードローン)
- CICで信用情報を確認 → “身に覚えのない借入なし”を確認
- 任意整理 → 利息50万円をカット
- 副業(ライティング)→ 月30,000円
- 約2年半で完済
「免許証を悪用されていないことが分かっただけで安心できた。そこから返済にも本気で取り組めた」と話しています。
今日からできる3つの行動
- CICで信用情報を開示して状況を確認する
- 任意整理で返済額を現実的な水準に下げる
- 支出を1日1回書き出して再発を防止する
全部を一気にやる必要はありません。「まず1つだけ」でも行動すれば、不安は確実に小さくなります。
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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