オーバーローンで借金が返せない場合の対処法|ギャンブル依存でも生活を立て直す現実的な手順
「住宅ローンが残っているのに、家の価値は下がっていて売却もできない…」「毎月の返済が厳しくて、借金だけが残っていく」と悩んでいませんか?
これは“オーバーローン”と呼ばれる状態で、特に東京・首都圏では多くの方が直面しています。さらにネットカジノやパチンコによる借金が重なっている場合、生活が完全に破綻してしまうリスクもあります。
この記事では、
- オーバーローンが発生する仕組みと危険性
- 返済負担を減らす現実的な方法(任意整理)
- ギャンブル依存でも再発を防ぐための副業・支出管理
をわかりやすく解説していきます。
STEP1:オーバーローンが発生する仕組みを理解する
オーバーローンとは、「住宅ローン残高 > 売却価格」となっている状態を指します。
この状態になると、「売却してもローンが残る → 追加で借金を背負う」という悪循環に陥ってしまいます。
ギャンブルによる借金がある場合、この“上乗せされた借金”がさらに返済を苦しくします。
STEP2:返済負担を減らす(任意整理+元金のみ分割)
生活費もギリギリの中で住宅ローン+カードローンを返済するのは現実的ではありません。
そこで有効なのが任意整理です。
たとえば、オーバーローン+カードローン230万円+利息15%の場合でも、任意整理を行えば利息分70〜80万円をカットし、元金のみを分割で返済することが可能です。
STEP3:副業+支出管理で再発を防止する
返済額を現実的な水準に下げた後は、副業+支出管理を並行して行うことで再発を防ぐことができます。
- スマホ副業 → 月1〜3万円の副収入
- 支出記録 → ギャンブル支出を「毎日1回」メモするだけ
私自身も、ネットカジノで借金を抱えていた頃に「返済+副業+支出記録」を続けたことで、返済ストレスが軽くなり再建へのモチベーションが上がりました。
成功事例:オーバーローン+ギャンブル借金を抱えていた40代男性
当時42歳/会社員/オーバーローン(住宅ローン残高2,500万円/売却価格2,000万円)+カードローン280万円
- 任意整理 → 利息100万円カット
- 副業(ライティング)→ 月30,000円
- 支出記録 → ギャンブル再発を防止
- 約3年半で完済+生活再建
「オーバーローンでも“利息をカットするだけ”でここまで変わるとは思わなかった」と話しています。
今日からできる3つの行動
- 任意整理で返済額を現実的な水準に下げる
- スマホ副業で副収入を作る
- 1日1回、使った金額を書き出す
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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