税金が払えず借金に…どうすればいい?
「借金でお金がなく、住民税や国保が払えない」「税金まで滞納してしまったら終わりなのか」──私も同じ経験をしました。パチンコで負け続け、借金200万円を抱えた状態で住民税を滞納。役所から督促状が届いたときは、本当に人生が終わったと思いました。
結論から言うと、税金の滞納は借金よりも厳しいリスクがあります。しかし、分納や猶予制度を利用しつつ、借金は任意整理で減額すれば生活再建は可能です。
税金滞納の危険性
借金と違い、税金は自己破産や債務整理で免除されません。そのため滞納を続けると、次のリスクに直面します。
- 延滞金の発生(年8.9%の加算)
- 給与・口座の差押え
- 自宅や財産の差押え
特に住民税や国保の滞納は、役所が直接差押えを行うため、借金以上に厳しい対応を受けるのです。
➡ 詳しくは 借金返済に使える公的支援制度 にもまとめています。
👉 税金は逃げられません。早めに役所へ相談するのが第一歩です。
税金滞納+借金を解決する3つのステップ
STEP1:役所に相談し分納や猶予を申請する
税金は滞納しても「すぐに差押え」ではなく、まずは分納や猶予を相談できます。役所に正直に事情を伝え、毎月の支払い計画を立てましょう。
➡ 出典:総務省「住民税の猶予制度」/2025年8月時点
STEP2:借金は任意整理で減らす
税金は債務整理で消せませんが、借金は整理できます。私は弁護士に任意整理を依頼し、利息をカットして返済を月9万円→3万円に減額。その結果、残ったお金で住民税の分納が可能になりました。
STEP3:副業と節約で生活を立て直す
税金と借金を両立するには、収入の底上げが欠かせません。私はクラウドワークスで月2万円を稼ぎ、その分を税金の分納に回しました。節約も組み合わせれば、滞納は回避できます。
✅ 「税金+借金」の二重苦でも、正しい手順を踏めば解決できます。
成功事例:税金滞納+ギャンブル借金を解決した男性
私の知人(40代男性)は、競馬で作った借金150万円に加え、住民税を2年分滞納。差押えの通知が届き、追い込まれました。しかし、役所に相談して分納を開始し、同時に弁護士に任意整理を依頼。借金返済が月7万円→2万円に減額され、税金分納と両立。4年で借金を完済し、延滞金も解消しました。
「役所と弁護士の両方に相談するのが正解だった」と話しています。
再発防止|税金と借金を繰り返さないために
税金滞納と借金を繰り返さないためには、次の工夫が必要です。
- 住民税・国保は給料天引きの方法に変更する
- ギャンブルや浪費を断ち、家計管理を徹底する
- 副業と貯金で税金の予備資金を作る
➡ 借金と心の不安を整理したい方は こちら をご覧ください。
👉 税金と借金は、正しい順序で整理すれば解決可能です。今すぐ動き出しましょう。
出典:総務省「住民税の猶予制度」/2025年8月時点
出典:法テラス「多重債務者相談窓口」/2025年8月時点
更新日:2025年8月24日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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