クレジットカード利用は借金と同じ?ギャンブル依存で膨らんだ支払いを解決する方法
「クレジットカードは借金と同じ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 一見、買い物を便利にする道具ですが、実際にはカード会社からお金を借りているのと同じ仕組みです。
私も20代の頃、パチンコやネットカジノの軍資金をカードでキャッシングし、気づけば300万円の借金を抱えていました。利用時は「ポイントも貯まるし便利」と思っていましたが、返済が追いつかなくなり、督促に怯える日々へと変わっていったのです。
この記事では「クレジットカード利用=借金」という現実を直視しつつ、ギャンブル依存で膨らんだ支払いをどう整理するかを解説します。
- なぜクレジットカードは借金と同じなのか
- ギャンブル利用で借金地獄に陥る理由
- 任意整理で支払いを立て直す方法
- 再発を防ぐための行動と習慣
- 実際に立て直した成功事例
なぜクレジットカードは借金と同じなのか
クレジットカードの仕組みは「後払い」です。つまり利用時点ではカード会社からお金を借り、翌月以降に返済しているだけです。特にリボ払い・キャッシングは典型的な借金と同じで、利息も発生します。
金融庁も「リボ払いは返済総額が膨らむ危険がある」と注意喚起しています(出典:金融庁/2025年8月時点)。
カードを使えばすぐに現金が手に入り、ギャンブル資金に直結してしまう。これが危険なポイントです。
小まとめ: クレジットカードは「借金の仕組み」であり、特にリボ払いやキャッシングは消費者金融と同じリスクを持つ。
ギャンブルでカード借金が膨らむ理由
ギャンブル依存の人がカードを使うと、次のような悪循環に陥ります。
- 勝ったときの快感で「また使えば取り返せる」と錯覚
- キャッシングで簡単に現金化できるため歯止めが効かない
- リボ払いにして返済総額が膨らむ
私も「カードで引き出せばすぐ打てる」という気軽さから毎週のようにキャッシングし、気づけば返済額が給料を超えていました。借金の不安で眠れない日々は、まさに地獄でした。
小まとめ: カードは「借金を隠しながらギャンブルを続ける」温床になりやすい。
任意整理で支払いを立て直す
もし「カード払いが追いつかない」「督促が怖い」という状況なら、任意整理を検討してください。任意整理は、利息や遅延損害金をカットし、返済額を減らす交渉をしてもらえる制度です。
任意整理の流れ
- 弁護士・司法書士に相談(初回無料が一般的)
- 借入状況を調査(CIC・JICCで信用情報を確認)
- カード会社と交渉し、利息や遅延損害金をカット
- 3〜5年で完済可能な返済計画を作成
200万円のカード借金でも、利息をなくすことで返済が月5万円から3万円台に減ることがあります。さらに、依頼直後から督促が止まるため、返済計画を立て直す余裕が生まれます。
小まとめ: 任意整理は「利息カット+督促停止」でカード借金を現実的に返済できる。
再発を防ぐための行動
カード借金を整理しても、またギャンブルで使えば同じことの繰り返しです。再発防止には習慣と仕組みが必要です。
カードを物理的に手放す
任意整理後はカードが使えなくなりますが、それを逆に「強制的に借金を増やさない仕組み」と捉えることが大切です。
副業で収入を増やす
私の場合、スマホ副業で毎月5万円をプラスし、返済と生活費を両立できました。「稼ぐ喜び」をギャンブル以外で満たすことが再発防止につながります。
支出管理を徹底する
家計簿アプリや節約術で支出を見える化し、ギャンブルに流れる余裕資金を抑えるのも効果的です。
小まとめ: 「カードを使えない状況」+「副業」+「支出管理」で再発を防げる。
成功事例:カード借金300万円を2年で完済
私のケースでは、クレジットカードのキャッシングとギャンブルで300万円の借金を作ってしまいました。司法書士に任意整理を依頼し、返済額を減額。副業と固定費削減を組み合わせ、2年で完済できました。
「カードは借金と同じ」と気づいたときから、人生を変える行動が始まります。
まとめ:クレジットカードは借金と同じ。今こそ行動を
クレジットカード利用は便利ですが、本質的には借金と同じです。特にギャンブルに使えば、借金地獄に直結します。 任意整理で支払いを立て直し、副業や支出管理で再発を防げば、安心した未来を取り戻せます。
今日の行動が、明日の安心につながります。 更新日:2025年8月31日
credit-card-debt-same-gamble
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
コメント