投資で借金してしまった…|ギャンブル的投資から抜け出す任意整理と再起の手順
「投資のつもりだったのに、借金だけが残ってしまった」——株式投資、FX、仮想通貨。最初は未来への資産形成のつもりでも、レバレッジや短期投機にのめり込むと、気づけば借金地獄。これはまさに“投資ではなくギャンブル”の状態です。私も20代の頃、仮想通貨投資に失敗し300万円の借金を背負いましたが、任意整理で立て直しました。本記事では、投資による借金問題の特徴と安全な解決策を解説します。
投資で借金が膨らむ典型パターンとは?
結論:レバレッジ・借入金投資・依存的な売買で破綻する。
- FXや先物:少額証拠金で大きな取引 → 損失拡大で追証 → 借金。
- 仮想通貨:短期売買に依存、下落局面で資金調達 → 高金利カードローン利用。
- 株式信用取引:保証金不足で強制決済 → 追加借入で穴埋め。
「取り返したい」という心理が借金を増幅させるのはギャンブル依存と同じ構造です。投資借金は早期対策が不可欠。参考:借金苦で悩む心のケア
投資で借金した人の解決手順
結論:任意整理で返済負担を軽減し、副業や支出削減で立て直す。
- 現状把握:CIC・JICCで信用情報を確認。
- 任意整理:利息をカットし、返済額を下げる。職場や家族に通知されることは基本なし。
- 収入増:スマホ完結副業で追加収入を確保。
- 支出削減:固定費の削減で返済原資を捻出。
法テラスを利用すれば相談費用の分割も可能(出典:法テラス/2025年8月時点)。
成功事例|仮想通貨で300万円の借金 → 任意整理で完済
結論:任意整理で月8万円→5万円に減額、副業で+5万円、2年半で完済。
私は2018年に仮想通貨で大損し、300万円の借金を抱えました。返済のためにさらに借り、完全に悪循環。弁護士に任意整理を依頼し、返済額は月8万円→5万円へ。加えて副業ライティングで月+5万円を稼ぎ、2年半で完済しました。借金ゼロになった今、投資は少額・長期でのみ行い、再び同じ過ちを繰り返さないようにしています。
再発防止|借金を生まない“投資のルール”
結論:生活費を投資に使わず、余剰資金で長期投資する。
- 生活費と投資資金を分離:借金して投資は厳禁。
- 余剰資金のみ:無理なく余った資金で投資。
- 長期・分散:S&P500や積立NISAなど低リスク中心に。
- 依存対策:短期売買の興奮に依存しないよう、トラッキングアプリで習慣化を制御。
ギャンブル的投資から抜け出すには、心のリセットと家計改善が不可欠です。
よくある質問(FAQ)
Q1:投資で作った借金も任意整理できますか? A1:可能です。借金理由に関わらず、消費者金融やカードローンの債務なら対象となります。 Q2:投資借金は自己破産になるケースもありますか? A2:資産・収入状況次第で自己破産も選択肢。ただし投資・ギャンブル由来でも裁量免責が認められる例があります。 Q3:家族に知られず解決できますか? A3:任意整理は原則家族に通知されません。ただし保証人がいれば例外的に連絡が行きます。
【公式出典】
・法テラス(出典:2025年8月時点)/ ・金融庁(出典:2025年8月時点)/ ・消費者庁(出典:2025年8月時点)
更新日:2025年9月12日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・消費者庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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