【体験談】借金うつで限界だった私が立ち直った話
「もう終わりだ…」「消えてしまいたい」——
借金に追われていた頃、私の心は完全に限界を迎えていました。
でもある日、たった一本の電話相談から人生が少しずつ変わり始めたのです。
この記事では、借金うつで苦しんだ私の実体験と、そこからどう立ち直ったのかを正直に書きました。
同じように苦しんでいる誰かの、「最初の一歩」になれたら嬉しいです。
借金が増え、心が壊れていった日々
借金のきっかけは、生活費の足りなさからでした。
最初は数万円のカードローン。やりくりできると思っていたのに、いつの間にか3社から借り、金利だけで月3万円近く払うように。
返済のためにさらに借金を重ね、気づけば借金は300万円を超えていました。
その頃の私は、こんな状態でした。
- ✔ 朝が来るのが怖い。目覚めるたびに動悸がする
- ✔ 食事が喉を通らない。体重が激減
- ✔ 「死にたい」「消えたい」と思うことが増える
- ✔ 誰にも相談できず、スマホの電源すら切っていた
当時の私は、「借金を作った自分がすべて悪い」と思い込んでいました。
相談してもムダだと思っていた私が、変わるきっかけ
そんな私に転機が訪れたのは、深夜、偶然見た無料相談の広告でした。
「どうせ何も変わらない…でも、誰かに話したい」
そんな思いで、震える手でスマホを取り、匿名相談のフォームに入力したのです。
返ってきたのは、誰にも否定されない優しい言葉でした。
「あなたはひとりじゃありません。解決方法はいくつもありますよ」
その一言だけで、涙が止まりませんでした。
この日が、心の底に光が差し込んだ最初の一歩でした。
制度と支援で、少しずつ「現実」が整理されていった
相談後、私は紹介された社会福祉協議会に行きました。
初めて「緊急小口資金」や「生活困窮者自立支援制度」の存在を知り、自分が支援の対象であることに驚きました。
私が実際に活用した制度:
- ✔ 緊急小口資金(無利子で最大20万円)
- ✔ 住居確保給付金(家賃補助)
- ✔ 就労支援プログラム(履歴書添削・職探し)
手続きもサポートしてくれて、ひとりで抱え込まなくていい安心感がありました。
債務整理をして、返済計画が立ち直った
その後、無料相談を通じて紹介された弁護士に債務整理の相談をしました。
私は任意整理を選び、利息がゼロになり、月々の返済が半分になりました。
借金はそのままでも、心の重さは劇的に軽くなったのを覚えています。
副業で生活を立て直し、再出発へ
返済の負担が減った後、生活再建のためにスマホでできる副業も始めました。
最初はクラウドワークスで簡単なライティングから。月1〜2万円の収入でしたが、自分で稼いだという実感が自信につながりました。
今、借金で限界のあなたへ伝えたいこと
- ✔ あなたが苦しいのは、弱いからではありません
- ✔ 借金のせいで命や心を失ってはいけません
- ✔ 誰かに話すだけで、状況は変わり始めます
私は一度、人生を諦めかけました。でも今ではこうして記事を書く側に立っています。
あなたにも、きっとできます。
まずは、誰かに声を届けることから始めてみてください。
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この記事を書いた人|借金ゼロ運営メンバー(元・借金300万の当事者)
20代後半で借金うつに陥り、自殺を考えるほど追い込まれた経験を持つ。無料相談と債務整理、制度支援を活用して3年かけて完済。現在は自身の経験を元に、借金や心の問題に悩む人へ向けた情報発信を続けている。
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