銀行から借金してしまった…返済が苦しいときに取るべき現実的な対処法
「銀行からお金を借りたけど、気づけば返済が苦しい」「ギャンブルで使ってしまい、毎月の返済額が重くのしかかっている」──そんな状況に陥ると、何から手を付ければ良いかわからなくなります。
私自身、パチンコでお金を使いすぎて銀行カードローンの残高が膨らみ、督促状が届いたときは、正直 “もう無理だ…” と感じていました。
しかし結論から言うと、銀行の借金が返せなくなったとしても状況を立て直す方法はあります。本記事では「ギャンブルで銀行からの借金が返せない」人に向けて、督促を止める方法・返済計画の立て直し方・同じ状況から再起した成功事例をわかりやすく解説します。
STEP1 共感|なぜ銀行からの借金は苦しく感じるのか?
銀行カードローンは金利が低めと言われていますが、実際には「借入枠が大きい」「毎月の返済額が高い」ため、ギャンブルに依存している場合は一気に返済が苦しくなります。
- 借入可能額が大きく、つい使い過ぎてしまう
- 金利自体は低くても返済額が高く、生活費が圧迫される
- “銀行に迷惑をかけた”という罪悪感で誰にも相談できなくなる
私も当時は、「自分だけがだらしないせいだ」と思い込んで誰にも相談できず、ATMに行くのが怖い状態になっていました。
ですが、ギャンブルによって銀行の借金が膨らんでしまう人は決して少なくありません。“まずは現実を受け入れること”から立て直しが始まります。
小まとめ:銀行の借金が返せない状態は珍しいことではなく、適切な手順を踏めば再起できます。
STEP2 解決|督促を止めて返済を立て直す具体的な方法
返済が苦しいと感じたら、最初にやるべきことは「督促を止めること」です。支払いが遅れると銀行からの電話や書面が届くようになりますが、これは放置すればするほど精神的な負担が大きくなります。
① 任意整理で督促を止める
任意整理は弁護士や司法書士が銀行と直接交渉してくれる手続きです。交渉が始まった時点で督促はストップし、利息や遅延損害金をカットした状態で分割返済が可能になります。
ギャンブルで借金を作ってしまった人でも利用できますので、「支払いが間に合わない」と感じたら早めに相談することが重要です。
② 返済シミュレーションで現状を把握する
任意整理に進む前に、まずは現在の借入総額・利息・毎月の返済額を把握しておきましょう。ネット上の返済シミュレーションを使えば、今後どれくらいの期間で完済できるかを確認できます。
「月3万円の副業収入があれば○ヶ月早く完済できる」という試算もできます。
小まとめ:督促を止める→返済シミュレーションで現状把握→収支見直し、という順番で立て直しを進めると効果的です。
STEP3 行動|今すぐできる再起の一歩
現状を把握したら、次は「毎月の返済額を無理なく支払える状態にする」ことが重要です。無理に返済を続けると再びギャンブルに逃げてしまう可能性があります。
- 任意整理で返済額を下げる
- スマホでできる副業で月1〜3万円の収入を作る
- ギャンブルの記録を付けて「使いすぎ」を可視化する
私自身も、任意整理の相談をした翌日に「これで督促が止まる…」と安心し、そのタイミングでスマホ副業(クラウドソーシング)を始めました。結果的に、毎月の返済額が2万円減り、副業収入で+3万円を確保できたことで、1年半で完済できました。
今の状況を変えるために必要なのは、「いますぐ動くこと」だけです。
小まとめ:督促を止めて返済額を下げ、副業で収入を補填することで完済までの見通しが立ちます。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
※本記事は2025年08月17日時点の情報をもとに執筆しています。制度内容は変更される場合があります。
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