借金 クレジットカード|リボ地獄から抜ける3手順
この記事の対象:ショッピングリボ・分割・キャッシングで膨らんだ「クレジットカード利用由来の借金」解決ガイドです。
カードローン・現金借入:カードローンの借金解説はこちら
毎月払っているのに残高が減らない。リボ払いや高金利キャッシングは、借金の「温床」になりやすく、気づいた時には元本が数十万円〜数百万円に膨れています。私もかつて、複数カードのリボとキャッシングで月返済が5万円超になり、生活が圧迫されました。本記事では、支出改善・返済戦略・法的手段の3ステップで、この状況から抜け出す方法を解説します。
STEP1|原因を断つ(カード利用停止と契約見直し)
まず、新たな借入を止めることが最優先です。ショッピングリボは契約解除を申請し、キャッシング枠は0円に変更。カードは必要最低限1枚だけ残し、公共料金や必要経費の決済に限定します。分割払いは一括繰上げできるものから優先的に返済。利用停止で「残高減少モード」に切り替わります。
- リボ契約はカード会社に電話で解約
- キャッシング枠は会員サイトまたは電話で0円設定
- 複数カードは1枚残して解約
ここまでのまとめ:カード利用を物理的に止め、返済だけの状態に移行。枠0円・リボ解約が第一歩。
STEP2|返済の順番と方法を変える(高金利から集中)
クレジットカードのリボ金利は年15%程度、キャッシングは18%前後が多く、住宅ローン(1〜2%)の10倍以上です。高金利→次高金利の順で集中返済すれば、利息負担が大幅に減ります。複数カードがある場合は、家計簿で「カード別残高と金利」を一覧化。最低返済額+余剰分は最も金利の高い債務に集中します。
- 家計表にカード別の残高・金利・毎月返済額を記載
- 最も金利の高いカードへ余剰分を集中返済
- 完済後は次のカードに移行(雪だるま式)
副収入は全額、この集中返済に投入します。私は在宅副業で得た月3万円を高金利カードに全額投入し、1年で完済できました。
ここまでのまとめ:高金利順に集中返済。副収入や臨時収入は全額投入で期間短縮。
STEP3|任意整理など法的整理で利息カット
返済を続けても元本が減らない場合、任意整理の検討を。クレジットカード債務は、将来利息カットや分割期間の延長が可能になるケースが多いです。受任通知が届くと督促は原則停止し、精神的負担も軽減されます。制度の詳細は法テラス、貸金業規制は金融庁で確認してください。
ここまでのまとめ:元本が減らず督促が続くなら、任意整理で利息カットと返済条件の見直しを。
表:クレジットカード借金解決の優先順位
優先度 | 行動 | 効果 | 所要時間 |
---|---|---|---|
1 | カード利用停止・枠0円設定 | 借金膨張の即時停止 | 30分 |
2 | 高金利順に集中返済 | 利息負担を削減 | 即日〜 |
3 | 任意整理の検討 | 将来利息カット | 1〜2週間 |
図解案(制作メモ)
掲載位置:表の直下。構成:3段階フローチャート「①利用停止 → ②高金利集中返済 → ③任意整理」。ALT:「クレジットカード借金解決の3ステップ」
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注意書き:金利・制度・返済条件は事案により異なります。最新情報と専門家の確認を必ず行ってください。
最終更新日:2025年8月14日
著者プロフィール
借金300万円を2年で完済したサバイバー。自身の返済経験をもとに、借金・債務整理・副業分野に特化したコンテンツ制作と実務支援を行うブロガー/コンサルタント。返済計画の設計、固定費圧縮、副収入の導線づくりを得意とし、読者が「今すぐ動ける情報」を提供します。
完済までの道のりは、固定費削減(実家に戻る・固定費や食費の見直し)、在宅副業(スキル販売・物販・転職活動)、任意整理で利息負担軽減の3本柱。返済を優先するために当時のパートナーとも別れ、小さな行動を積み重ねながら精神的負担を減らし、2年で完済。
執筆内容は、法テラス・金融庁・CIC・JICCなど一次情報を基に構成し、最新情報を反映。借金歴9年。借金返済ブログ運営歴1年。
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