借金を10年返済しても終わらない…ギャンブル債務を完済へ導く現実的な対処法
「もう10年も返済しているのに残高がほとんど減っていない」「むしろ少しずつ増えている気がする…」 これは決して珍しいことではありません。特にギャンブルで作った借金の場合、利息ばかり払い続け、元金がほぼ減らない状態に陥っているケースが非常に多いです。
なぜ10年返済しても終わらないのか?
- 年15〜18%の高金利で利息が膨らみ続ける
- 返済額のほとんどが利息に充てられている
- 追加借入やリボ払いを重ねてしまう
例:借入150万円・年利18%・月3万円返済の場合
月3万円のうち、最初の2万円以上が「利息」にあてられるため、元金は毎月8,000円ほどしか減りません。 途中で追加で借りれば、残高はむしろ増えていきます。
小まとめ
つまり「10年返済しても終わらない」のは、“返しているようで返していない”状態になっているからです。
解決策①|任意整理で利息をカット→元金だけにする
弁護士に任意整理を依頼すると、将来利息を0円にでき、元金だけを3〜5年で返済することが可能になります。
項目 | 任意整理前 | 任意整理後 |
---|---|---|
利息 | 年18% | 0円 |
月返済額 | 50,000円 | 32,000円 |
完済期間 | 終わりが見えない | 約36ヶ月 |
解決策②|副業×固定費見直しで返済ペースを加速
任意整理で返済額を下げたら、副業や固定費削減を組み合わせて返済速度を上げることでさらに期間を短縮できます。
- クラウドソーシング → 月1〜2万円
- スマホ副業 → 月5,000〜8,000円
- サブスク解約/通信費見直し → 月4,000〜6,000円
成功事例:10年間返済→任意整理+副業で2年半で完済
読者Eさんは、10年間返済していた借金(残高約130万円)を任意整理で元金のみの返済に変更。その後副業で月2万円を返済に充てたことで2年半で完済しました。「10年悩んでいたのに、正しい手順を踏んだらあっという間だった」と話しています。
よくある質問(FAQ)
Q1:10年以上借金を放置していた場合は時効になりますか?
A:時効の可能性はありますが、ほとんどの場合、債権者が「時効中断の手続き(督促・訴訟)」を行っており、実際に時効が成立するケースは少数です。
Q2:10年返済しても信用情報に影響はありますか?
A:延滞や遅延が発生していなければ大きな影響はありません。ただし返済が滞った場合はブラック情報として登録される可能性があります。
Q3:任意整理後、再びギャンブルをしてしまいそうで不安です。
A:任意整理とあわせて「ギャンブルに使えるお金を別口座に分ける」「アプリを削除する」などの再発防止策を入れることが大切です。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブル依存で10年以上返済し続けた経験を持ち、任意整理+副業で2年半で完済。「長期返済を短期完済に切り替える方法」を実体験に基づき発信しています。
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