30歳で借金…人生終わった?ギャンブル依存から抜け出す方法
「もう30歳なのに借金まみれ。結婚もキャリアも終わった気がする」──私も同じ気持ちを抱えたことがあります。パチンコと競馬で作った借金が200万円を超え、返済が追いつかなくなった頃、将来に希望が持てずに夜眠れませんでした。
しかし、結論から言うと30歳で借金があっても人生はやり直せます。むしろ今動けば、40代・50代になる前に再建できる最後のチャンスです。本記事では、30代が抱えやすいギャンブル債務の特徴と、具体的な解決策を解説します。
30歳で借金がある人が抱える不安とは?
30代前半は人生の大きな分岐点です。結婚、出産、キャリア形成、老後資金の準備…。そんな時期に借金を抱えると、次のような不安が一気に押し寄せます。
- 「結婚したいが、相手に借金を言えない」
- 「転職活動で信用情報が影響しないか不安」
- 「老後資金の準備が遅れてしまうのでは」
私自身も、返済に追われる中でプロポーズを先送りにし、仕事の成果も上がらず悪循環でした。特にギャンブル依存で借金を重ねてしまった人は、「またやってしまうのでは」という恐怖と隣り合わせです。
👉 借金は「放置」ではなく「法的な整理」でしか解決できません。
30歳で借金を解決する3つのステップ
STEP1:現状の借金額と返済能力を整理する
まずは借金の総額・金利・延滞状況を正確に把握しましょう。怖くても、一覧化しないと解決策は見えません。私は当時、消費者金融4社から合計200万円を借り、利息だけで月4万円を払っている現実を直視しました。
➡ 借金返済の基本戦略 を確認してください。
STEP2:副業や支出管理で返済力を高める
30歳はまだ体力もあり、副業で収入を増やせる時期です。私はクラウドソーシングで月2〜3万円を稼ぎ、延滞解消に回しました。また、家計簿アプリを使って無駄なサブスクを解約するだけでも返済原資は増えます。
STEP3:任意整理で法的に生活を立て直す
借金総額が収入を大きく超える場合は、任意整理を選びましょう。利息をカットし、月々の返済額を3分の1程度に減額できるケースもあります。特に30歳であれば、まだ返済と再建の時間があります。
✅ 今日から行動すれば、督促や取り立てはすぐに止まります。
成功事例:30歳男性がギャンブル債務300万円を完済
私の知人は、30歳の時にスロットと競馬で300万円の借金を背負いました。「人生終わった」と絶望しましたが、弁護士に相談して任意整理を実施。利息がゼロになり、月5万円の返済計画に。副業で月3万円を作り、3年半で完済に成功しました。
「借金がある自分は結婚できない」と思っていた彼も、完済後に結婚し、今は家族と穏やかな生活を送っています。
再発防止|同じ過ちを繰り返さないために
債務整理をしても、依存症のままでは再び借金を繰り返します。30歳の今だからこそ、生活習慣とお金の使い方を根本から変えることが必要です。
- ギャンブルや課金を制限するアプリを導入する
- 副業で返済資金を安定的に確保する
- 心の限界を感じる場合は専門外来や自助グループに相談する
👉 30歳で借金を抱えても、人生は立て直せます。大事なのは「今日から動くこと」です。
出典:法テラス/2025年8月時点
出典:金融庁「多重債務者相談窓口一覧」/2025年8月時点
更新日:2025年8月24日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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