借金額はいくらまでなら大丈夫?ギャンブル依存でも立て直せる危険ラインと解決策
「借金があるけど、この金額って多すぎるの?まだ大丈夫?」
返済に追われながらも、借金額の危険ラインが分からず不安になる方は多いです。私自身もネットカジノで200万円以上の借金を抱え、「周りに比べたら大したことないかも」と自分に言い聞かせていた時期がありました。
結論から言うと、借金額が年収の3分の1を超えた時点で危険ラインです。これは貸金業法の総量規制でも定められている基準で、返済が現実的に難しくなる水準です。
この記事では、
- 借金額の危険ラインと判断基準
- 危険ラインを超えてしまったときの対処法
- ギャンブル依存でも立て直す現実的な方法
を解説します。
STEP1:借金額の危険ラインは「年収の3分の1」
借金額が年収の3分の1を超えると、返済能力を超えているとみなされます。
例:
- 年収300万円 → 借金額100万円以上で危険ライン
- 年収500万円 → 借金額170万円以上で危険ライン
- 年収700万円 → 借金額230万円以上で危険ライン
特にギャンブル依存による借金は「返してもまた借りる」ループに陥りやすく、危険度はさらに高くなります。
STEP2:危険ラインを超えたら“利息をカットして返済額を下げる”
危険ラインを超えたら、まずは利息を減らすことが重要です。
有効なのが任意整理で、利息を0円にして元金だけを分割返済にできます。
たとえば、借金額250万円+利息15%の場合でも、任意整理で利息80万円をカットできる可能性があります。
STEP3:副業+支出管理で“再発を防止する”
借金額を減らしても、ギャンブルをやめなければまた増えてしまいます。そこで副業+支出管理を取り入れることが効果的です。
- スマホ副業 → 月1〜3万円の副収入
- 支出記録 → ギャンブル支出を「毎日1行」書き出す
「返済しながら貯金もできる仕組み」を意識することで、安心感を取り戻せます。
成功事例:借金額が年収の半分を超えていた30代男性
当時35歳/会社員/借金額280万円(ネットカジノ+カードローン)/年収400万円
- 任意整理 → 利息90万円をカット
- 副業(ライティング)→ 月30,000円
- 支出記録でギャンブル再発を防止
- 約3年で完済
「借金額が多すぎて絶望していたが、“利息をカットするだけ”で完済が見えてきた」と話しています。
今日からできる3つの行動
- 自分の借金額と年収を比べて危険ラインを把握する
- 任意整理で返済額を現実的な水準に下げる
- 副業と支出記録で再発を防ぐ
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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