借金が原因でうつ状態…ギャンブル債務から立ち直るための現実的な対処法
「返済のことばかり考えて眠れない」「何もやる気が出ず、一日中布団から出られない」 ギャンブルで作った借金は、金銭的な負担だけでなく精神的な負担も非常に大きく、うつ状態に陥ってしまう人も少なくありません。 実際、私も返済中は「何も考えたくない」という感覚で何も手につかなくなりました。
借金 → うつ → さらに返済困難になる悪循環
- 利息ばかり払って元金が減らない
- 将来の不安で眠れない・食欲がない
- 仕事に集中できずミス→収入が減る
小まとめ
この状態になると「返済が遅れる → 不安がさらに強くなる」というスパイラルに入ってしまうため、精神的負担を下げることが最優先になります。
解決策①|まず“行動レベルを下げる”
うつ状態のときに「頑張って返済しよう!」と考えるのはむしろ逆効果です。 まずは以下のような小さな一歩だけで十分です。
- 借入額・利息・返済日を紙に書き出す
- 弁護士予約フォームに名前だけ入力しておく
- 心療内科に電話(またはWEB予約)だけ入れておく
解決策②|任意整理で利息を止め、精神的負担を下げる
借金が原因でうつ状態になっている場合、最も効果的なのが“利息を止めること”です。 任意整理で利息が0円になり、月々の返済額が下がると精神的な負担が大きく軽減されます。
項目 | 整理前 | 任意整理後 |
---|---|---|
月返済額 | 60,000円 | 35,000円 |
利息 | 年18% | 0 |
完済期間 | 7年〜 | 約36ヶ月 |
解決策③|支援制度+メンタルケアを併用する
心療内科の受診や抗うつ薬の処方はもちろん、
- 法テラス(弁護士費用の立替)
- 生活福祉資金(自治体の貸付制度)
- 生活保護(一定条件)
など精神的・生活的に支える制度を併用することで、徐々に「普通に生活できる状態」へ戻していくことができます。
成功事例:借金180万円+うつ → 任意整理+通院で2年で完済+回復
読者Jさんは返済ストレスからうつ状態となり退職。任意整理で利息を止め、月3万円の分割返済+副業1万円で完済を継続。心療内科の治療を続けた結果、2年後には完済+再就職に成功されました。
よくある質問(FAQ)
Q1:心療内科と弁護士、どちらを先に相談すべきですか?
A:どちらでも構いません。両方とも「状態を改善するための行動」なので、気力がある方を先にしてOKです。
Q2:うつ状態でも任意整理はできますか?
A:可能です。弁護士が代理人となるため、ご本人が直接債権者とやり取りする必要はありません。
Q3:副業をする余裕がありません…
A:最初は無理にやらなくて大丈夫です。利息を止めて返済額を下げるだけでも精神的な余裕が生まれ、徐々に行動できるようになります。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブルによる借金からうつ状態になった経験を持ち、任意整理+通院+副業によって2年で完済・回復。現在は「借金とうつの両方に向き合う現実的な方法」を実体験に基づき発信しています。
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