借金で不安が止まらない|ギャンブル債務の心理と解決法
「寝ようとしても借金のことが頭から離れない」「返済が間に合うか不安で仕事にも集中できない」ーーギャンブルで作った借金を抱えると、返済のプレッシャーだけでなく自分への罪悪感・孤独感にまで追い込まれてしまいます。私も150万円の借金を抱えていた頃は、夜中に突然不安に襲われて眠れず、翌日の仕事でミスを連発していました。
借金が強い不安を生む原因
通常の借金と違い、ギャンブル債務は「自分のせいでこうなった」という強烈な自己否定感を伴うため、不安が倍増します。さらに督促の電話やメールがあることで、常に“追われている感覚”になります。
主な不安要素
- 返済額が収入を大きく超えている
- 督促・取り立てにより日常生活に支障が出る
- 家族や友人に言えず孤立している
- 「今後も返済だけの人生」だと感じてしまう
小まとめ
借金不安の大半は「現状が見えない」ことから生まれるため、まずは状況を整理することが重要です。
不安を軽減する3つの現実的な対策
STEP1:借入状況を可視化し“把握できる状態”にする
借入額・利息・返済額・返済期限を一覧にし、「このまま返し続けた場合に何年かかるか」をシミュレーションします。 私の場合、180万円(年利18%)を月6万円返すと完済まで約40ヶ月、利息81万円という現実が見え、「まず利息を止めよう」と考えるきっかけになりました。
STEP2:任意整理で利息を止め、返済額を抑える
弁護士に相談し任意整理を行った結果、月6万円→3万5,000円に返済額が減り、利息が全額カットされました。 この時点で「不安→やれば返せる」に感情が一気に変わったことを今でも覚えています。
STEP3:副業・公的支援で返済の安心材料を増やす
副業で月1〜2万円の追加収入を確保し、法テラスや生活福祉資金などの支援制度を併用すると、返済スピードを維持したまま精神的な余裕が生まれます。
よくある失敗パターン
- 不安から逃げるためにさらにギャンブルをしてしまう
- 数字を確認するのが怖くて放置 → 延滞損害金が加算
- 「どうせダメだ」と思い込み、相談を先延ばしにする
よくある質問(FAQ)
Q:不安が強くて相談する気力も出ないのですが、何から始めればいいですか?
A:まずは借入額・返済額を紙に書き出すだけで構いません。状況を“把握できている状態”にするだけでも不安はかなり軽減されます。
小まとめ
借金による不安は「把握→利息を止める→返済の手段を増やす」の3ステップで確実に軽くしていくことができます。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブル依存で借金を抱えた経験があり、任意整理+副業+固定費削減で完済。借金による不安や精神的負担を和らげる方法を解説中。最終更新日:2025-08-17
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