親子の縁を切ると言われた借金…ギャンブル依存から再起する任意整理の全手順
「借金が親にバレて勘当された」「もう親子の縁を切ると言われた」――胸が潰れそうな言葉ですが、ここからでも立て直せます。私はギャンブル(競馬・パチスロ)で300万円の借金をつくり、嘘を重ねて家族関係を壊しました。それでも任意整理+副業+固定費削減で2年半で完済し、今は関係を修復できています。
この記事でわかること
- Q1:縁切りまで招く借金の“火種”は何か?(延滞・保証人・依存)
- Q2:親に連絡がいかずに返済額を減らす方法は?(任意整理)
- Q3:再び信頼を取り戻すための再発防止策は?(副業・支出・依存対策)
借金で親子の縁が切れる主因は?
結論:延滞・保証人トラブル・依存(嘘の累積)が“決定打”になります。
最初は小さな隠し事でも、延滞通知・督促電話・給与差押えが重なると家族に伝わりやすく、さらに連帯保証や保証人を絡めてしまうと、請求が親へ直接届き関係が壊れます。ギャンブル依存は「今度こそやめる」という口約束が積み上がり、嘘と失望の反復で絶縁へ。実態把握のためにCIC/JICCで信用情報を開示し、借入先・残高・延滞有無を事実ベースで可視化するのが第一歩です。
(出典:CIC/2025年8月時点、JICC/2025年8月時点)
親に連絡がいかず返済額を下げる方法
結論:保証人が付いていない債務なら、任意整理で親に通知されず返済額を減らせます。
- 現状把握:信用情報(CIC/JICC)と家計の収支表を整理。延滞がある場合は早急に専門家へ。
- 任意整理の相談:弁護士・司法書士が債権者と交渉し、将来利息のカットと分割返済を合意。原則として勤務先や家族に通知は行きません。
- 家計の立て直し:固定費を見直しつつ、スマホ完結の副業で可処分所得を増やす。
法テラスの民事法律扶助を利用すれば費用面のハードルも下がります。制度の概要は公式で確認を。
出典:法テラス(2025年8月時点)/ 金融庁(2025年8月時点)/ 消費者庁(2025年8月時点)
成功事例|絶縁宣言からの逆転(実体験)
結論:300万円を任意整理で月8万円→5万円に圧縮、副業で月+5万円、2年半で完済。疎遠だった親とも会話が戻りました。
私は競馬・パチスロの負けを取り返そうとして借入を重ね、延滞で督促が増え、最終的に親へ発覚。「もう縁を切る」と言われ、家を出るしかありませんでした。
弁護士に相談して任意整理を選択。将来利息がカットされ、返済額は月8万円→5万円に。通信・保険・住居の固定費を徹底削減しつつ、Webライティングの副業で月+5万円を上乗せ。30ヶ月で完済し、謝罪と家計の公開を続けて信頼を少しずつ回復できました。詳細の手順は借金返済の基礎にまとめています。
再発防止|関係を壊さない3つの習慣
結論:収入を増やす・支出を制御する・依存を治療する――の3点同時実行。
- 副業:スマホ完結のタスクやスキル販売で可処分所得を上げる(副業ガイド)。
- 支出管理:家計簿アプリでギャンブル支出を可視化し、週次で予算レビュー(固定費の削り方)。
- 依存対策:依存症外来・自助グループ・ブロッキングアプリ。感情トリガー(孤独・ストレス)を記録して代替行動へ(心のケア)。
よくある質問(FAQ)
Q1:任意整理は親に連絡がいきますか? A1:原則いきません。債権者との交渉であり、家族や勤務先へ通知されないのが一般的です(保証人付きは例外)。 Q2:縁切りを言われた後でも同意なく家計を見せるべき? A2:状況共有は有効ですが、無理な接触は逆効果。まずは返済計画の確定と延滞の停止を最優先に。 Q3:ギャンブル依存でも債務整理はできますか? A3:可能です。理由を問わず法に基づく手続きです。治療と家計改善を並走させると再発率が下がります。 Q4:どの情報を証拠として親に示せば信頼回復につながる? A4:任意整理の合意書、返済スケジュール、入出金の記録、予算表。返済の見える化がカギです。
【公式出典】
・法テラス(出典:2025年8月時点)/ ・金融庁(出典:2025年8月時点)/ ・消費者庁(出典:2025年8月時点)/ ・CIC(出典:2025年8月時点)/ ・JICC(出典:2025年8月時点)
更新日:2025年9月12日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・消費者庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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