借金返済中でも貯金はできる?ギャンブル依存でも続けられる現実的な対処法
「借金を返済しながらでも、少しは貯金をしておきたい」
そう思ってはいても、毎月の返済と生活費でカツカツになってしまい、「結局貯金なんて無理…」とあきらめていませんか?
私自身、ネットカジノで借金を抱えていた頃は「まず返済が終わってから貯金」と思っていました。
ですが実は、返済と貯金は同時に進めることが可能です。
ポイントは「返済額そのものを下げたうえで、小さく始める」ことです。
この記事では、
- 返済しながら貯金ができない原因
- 利息をカットして貯金の余裕を作る方法
- ギャンブル依存でも無理なく継続できる貯金のコツ
をステップ形式でわかりやすく解説していきます。
STEP1:返済だけで精一杯=“余裕がない状態”を改善する
毎月返済に追われている状態では、貯金をする余裕が生まれません。
そこで最初にやるべきことは返済額そのものを減らすことです。
最も現実的なのは任意整理です。たとえば、200万円の借金+利息15%の場合でも、任意整理を行えば利息分60〜70万円をカットできるケースがあり、毎月の返済額が1〜2万円下がることもあります。
STEP2:返済と“同時並行”で副業+貯金を始める
返済額を減らしたら、次は副業+小額貯金を同時にスタートさせます。
- スマホ副業 → 月1〜3万円の副収入を確保
- 自動積立 → 1日100〜300円から少額で貯金スタート
たとえば「1日200円」の貯金を続ければ、1カ月で6,000円、1年で72,000円になります。
副業による収入をこの“自動積立”に回すだけでも、貯金は着実に増えていきます。
STEP3:ギャンブル支出を“毎日1分”で管理する
貯金を続けるうえで最大の敵はギャンブルによる突発的な支出です。
これを防ぐために最も簡単で効果的なのが、「使った金額を毎日1回書き出すこと」です。
私自身、家計簿アプリに「今日使った金額」を1行だけ入力することから始めました。それだけで、「今日はもうこれ以上使わないでおこう」という意識が自然と働くようになりました。
成功事例:返済しながら年間10万円の貯金に成功した30代男性
当時34歳/会社員/借金180万円(ネットカジノ+カードローン)
- 任意整理 → 利息50万円をカット
- 副業 → 月25,000円の収入
- 自動積立 → 月8,000円を貯金に回す
- 1年間で貯金10万円+返済額も大幅に減少
「貯金は返済が終わってから…と思っていたけれど、1日200円から始めたことで“貯める習慣”が身についた」と話しています。
今日からできる3つの行動
- 任意整理で返済額を現実的な水準に下げる
- スマホ副業を1つ始める
- 1日200円の自動積立をスタートする
全部を完璧にやる必要はありません。「まず1つだけ」始めてみれば、返済と貯金の“両立”は十分実現できます。
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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