借金から“逃げ切りたい”と思ったときに知っておくべき現実的な選択肢|ギャンブル依存でもやり直せる方法
「もう返済なんてしたくない」「借金から逃げ切りたい」――そう感じてしまうのは、返済しても元金が減らず、精神的に限界が近づいている証拠です。
私もギャンブルで作った借金が200万円に膨らんだとき、「このまま逃げたらどうなるんだろう」と真剣に考えたことがあります。
ただ結論から言うと、借金は逃げ切るより“減らして立て直した方が圧倒的に楽”です。
この記事では、「逃げたい」と感じている人に向けて、逃げ切りという選択肢が危険な理由と現実的に立て直すための3つの手段を、体験談を交えてわかりやすく解説します。
STEP1 共感|借金から逃げたいと思ってしまう心理
借金が膨らむと、次のような気持ちが強くなります。
- 毎月返しても残高が全然減らない
- 督促が怖くて郵便物を開けられない
- ギャンブルで使ってしまった自分を責めてしまう
私も「逃げたい」と感じていた時期は、督促状を見ないように玄関の棚に溜め込んでいたほど追い詰められていました。
小まとめ:「逃げたい」と感じるのは正常な反応であり、精神的に限界が近いサインです。
STEP2 解決|“逃げ切り”は危険?知っておくべき現実
① 督促は止まらず、遅延損害金が加算され続ける
返済を放置すると電話・書面・訪問による督促が続き、さらに遅延損害金が加算され、残高はむしろ増えていきます。
② 強制執行(給与差押え)のリスクがある
長期滞納が続くと、最終的に裁判 → 給与差押えに発展する可能性があります。これは「逃げ切り」とは真逆の結果です。
③ 精神的ストレスが増してギャンブル依存が悪化する
逃げている間も督促への不安は続くため、ストレスからさらにギャンブルに依存してしまうケースが多くあります。
小まとめ:“逃げる”ことは一時的な回避にすぎず、状況はむしろ悪化していきます。
STEP3 行動|逃げずに立て直すための現実的な3つの手段
- 任意整理で督促を止め、利息をカットして元金だけの返済に切り替える
- 副業で月1〜3万円の返済専用収入を作る
- ギャンブル記録アプリで再発防止を可視化する
私も任意整理をした時点で督促が完全に止まり、副業収入を返済に回すことで約2年で完済ができました。「逃げていた頃よりもはるかに気持ちが楽になった」のを今でも覚えています。
小まとめ:逃げ切ろうとするより、“利息を止めて元金だけ返す仕組み”を作ったほうが圧倒的に楽に完済できます。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の
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