不動産投資に失敗して借金だけ残った…ギャンブル型投資から立ち直る方法

「家賃収入で借金を返せばいいだけだから大丈夫」「ワンルームならリスクも低いはず」そんな思いで始めた不動産投資が、結果的にはローンだけが残る“負債”に変わってしまった――このような相談が増えています。

特にギャンブル依存の延長で“一発逆転”を狙って投資してしまった場合、空室や修繕費の負担に耐えられず、最終的に物件を手放しても借金だけ残るというケースが多く見られます。

不動産投資失敗で借金だけ残る理由

不動産投資は、“家賃収入で返せるはず”という想定が崩れた瞬間に「ただの個人債務」へと変わってしまいます。

不動産ローンでも個人が契約していれば債務整理の対象となります。特に、家賃収入より返済額が大きい場合は任意整理→利息カット／個人再生→元本を圧縮することで現実的な返済計画に立て直せます。

項目	整理前	任意整理後
月返済額	90,000円	55,000円
利息	年2.8％	0％

任意整理で返済額を下げた後、クラウドワークス等の副業で月2〜3万円を追加し、生活費の中から5,000〜1万円を捻出することで年間30〜40万円の返済力アップが可能になります。

読者Hさんは、空室が続き不動産投資ローンだけが残ってしまい一時は自己破産を考えましたが、任意整理＋副業＋固定費見直しで月8万円 → 月4.5万円に返済額を圧縮。2年半で完済し、現在は副業から本業に転職し再スタートを切っています。

Q1：物件を売却してもローンが残っている場合でも債務整理できますか？
A：はい。オーバーローン状態でも任意整理や個人再生で返済額を減らすことが可能です。

Q2：不動産投資ローンは債務整理の対象になりますか？
A：個人が契約している場合は「個人債務」として任意整理・個人再生の対象になります。

Q3：債務整理をしたらもう投資はできなくなりますか？
A：任意整理の場合は完済後に再び投資を行うことは可能です（再発防止のため一時的な休止がおすすめです）。

借金ゼロ教室を運営するみろく。ギャンブル感覚で不動産投資に手を出し借金が残った経験あり。任意整理＋副業で2年半で完済し、現在は「投資失敗からの現実的な立て直し方」を発信しています。