旦那に借金があった場合、どうすれば良い?ギャンブルが原因でも現実的に立て直す方法
「最近、旦那に借金があることを知ってしまった…」
動揺や不安、怒りが押し寄せてきて、何から手をつければ良いのか分からなくなってしまいますよね。
結論から言うと、旦那が自分名義で作った借金は、基本的に妻が返済義務を負うことはありません。
ただし、家庭の生活費がそこに使われている以上、「放置しておくと家計全体が破綻する」危険があります。
この記事では、
- 旦那に借金があると分かったときに“最初にやるべきこと”
- ギャンブルが原因の場合の対処法(利息カット・副業)
- 夫婦で再発を防ぐための習慣化
をわかりやすく解説していきます。
STEP1:まずは「借金の総額・原因・返済状況」を確認する
怒りや不安よりも先に、事実を把握することが最優先です。
- 借入額はいくらか?(総額)
- 返済は何に使われているか?(ギャンブル・生活費など)
- 毎月いくら返済しているか?
特にギャンブルが原因の場合、放置すれば借金はどんどん膨らんでいきます。
STEP2:利息をカットして返済額を現実的な水準に下げる
最も現実的なのは任意整理です。たとえば、借金250万円+利息15%の場合でも、任意整理を行えば利息分70〜80万円をカットできるケースがあります。
任意整理では、弁護士が金融機関と交渉し、利息0円+元金のみ分割返済にしてくれます。「家族が代理で相談する」ことも可能です。
STEP3:副業+支出管理で“再発を防ぐ仕組み”を作る
返済額を現実的な水準にしたら、次は副業+支出管理で再発を防ぎます。
- スマホ副業 → 月1〜3万円の副収入を確保
- 支出記録 → ギャンブル支出を書き出し、夫婦で共有する
例えば、「今日使った金額をLINEで1行だけ共有する」だけでも、ギャンブルを抑止する効果があります。
成功事例:旦那のギャンブル借金が発覚した30代夫婦
当時35歳/旦那:会社員/借金280万円(パチンコ+カードローン)
- 任意整理 → 利息90万円をカット
- 副業(動画編集)→ 月3万円の収入を確保
- 夫婦で支出記録を共有 → ギャンブル再発を防止
- 約3年で完済
「最初は裏切られた気持ちでいっぱいでしたが、“一緒に立て直す”という姿勢を持ったことで逆に関係が良くなった」と話されています。
今日からできる3つの行動
- 借金の総額・原因・返済状況を整理する
- 任意整理で利息を0円にする相談をする
- 夫婦で支出管理(1日1回書き出す)を始める
全部を一気にやる必要はありません。「まず1つだけ」でも行動に移せば、状況は必ず変わり始めます。
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています.
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