借金は収入になるのか?
「借金って収入なのかな?」「借金で生活費を補っているけど、収入と同じ扱い?」──私もギャンブルで借金を繰り返していたとき、借りたお金をまるで収入のように錯覚していました。
結論から言うと、借金は収入ではありません。収入は「労働や事業の対価として得るお金」、借金は「返済義務を伴う一時的な資金」にすぎません。
借金と収入の違い
借金を収入と勘違いしてしまうと、生活が崩壊していきます。まずは違いを整理しましょう。
- 収入=返済不要で得られるお金(給与・事業収益など)
- 借金=必ず返済しなければならないお金(利息付き)
借金は「未来の収入を前借りしている状態」であり、収入そのものではありません。これを混同すると、借金が膨らみ続けます。
➡ 借金返済の基本知識は こちら を参考にしてください。
👉 借金は収入ではなく「返済義務」です。混同すれば人生が破綻します。
借金を収入代わりにする危険性
借金を収入のように使うと、次のようなリスクがあります。
- 利息で返済総額が膨れ上がる
- 延滞すれば信用情報に傷がつく
- 生活費を借金に頼る習慣がつき、依存状態になる
- 闇金など危険な業者に手を出す恐れがある
➡ 借金依存の心理と危険性は こちら に詳しくまとめています。
借金に頼らず生活を立て直す3つのステップ
STEP1:借金の総額を把握する
「収入のように借金を使ってきた」結果、総額が分からなくなっている人は多いです。CICやJICCで信用情報を確認し、正確な金額を知りましょう。
STEP2:返済不能なら任意整理で整理する
借金を収入扱いしてしまった人は、返済が厳しいケースが多いです。任意整理で利息をカットし、毎月の返済を減らすことが解決の第一歩です。
STEP3:本当の収入を増やす
副業や転職で収入を増やすことが、再発防止にもつながります。私はクラウドソーシングで月2万円を稼ぎ、返済の遅延を防げました。
➡ 生活を守る節約法
✅ 借金を「収入」と思い込む限り、返済地獄は続きます。今すぐ正しい一歩を。
成功事例:借金を収入と勘違いしていた男性
私の知人(30代男性)は、消費者金融で借りたお金を「給料が増えたように」使い、300万円の借金を抱えました。弁護士に任意整理を依頼し、月9万円→3万円に減額。副業で返済資金を作り、5年で完済しました。
「借金は収入ではなく、未来を奪うものだと気づいた」と語っています。
再発防止|借金を収入と錯覚しないために
借金完済後も、再び「収入代わり」にしてしまえば元に戻ります。再発防止には次の習慣が必要です。
- クレジットやローンを安易に使わない
- 家計簿で収入と借金を分けて管理する
- 副業・貯金で「本当の収入源」を作る
➡ 借金から立ち直るマインドは こちら をご覧ください。
👉 借金を「収入」と錯覚しない生活習慣を身につけましょう。
出典:金融庁「多重債務問題への対応」/2025年8月時点
出典:法テラス「多重債務相談窓口」/2025年8月時点
更新日:2025年8月24日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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