ローンと借金は何が違う?ギャンブルで膨らんだ返済を減らす現実的な解決策
「ローンって“借金”とは違うんじゃないの?」
私もパチンコやネットカジノにのめり込んでいた頃、そう思っていました。
でも現実は、ローン=立派な借金です。
むしろ「長期返済できるから大丈夫」と油断してしまい、返済額がどんどん膨らんでしまうケースは少なくありません。
この記事では、
- ローンと借金の違い(実は大きな違いはない)
- ギャンブルによる返済負担を減らす手順
- 再発を防ぐ考え方
をわかりやすく解説していきます。
STEP1:ローンと借金の違いを正しく理解する
ローンも借金も「お金を借りて、利息をつけて返済する」という点ではまったく同じです。
項目 | ローン | 借金 |
---|---|---|
使い道 | 目的が決まっている (住宅・車・教育など) | 自由(ギャンブル・生活費など使途制限なし) |
返済期間 | 5〜35年など長期 | 1〜5年など短期〜中期 |
金利 | 比較的低い(1〜3%程度) | 高め(15%前後) |
つまり「金利が低いから返済しやすい」と油断して放置すれば、利息はジワジワと膨らみます。
ギャンブルを続けながら返済…という状態はかなり危険です。
STEP2:返済負担を軽くする現実的な方法
返済が苦しいと感じている場合、「任意整理」で利息を0円にして元金のみ返済にしてしまうのが最も現実的です。
例えば、200万円のローン残高+15%の利息がある場合、利息を支払わずに元金のみ180万円まで減額できるケースもあります。
さらに、返済期間も3〜5年で再設定されるため、毎月の返済額が大きく下がります。
「相談=ブラックリストに載る」と誤解されがちですが、任意整理は弁護士や司法書士があなたの代わりに金融機関と交渉してくれる正当な手続きです。
STEP3:返済と並行して「副業+再発防止策」に取り組む
ローン返済が軽くなっても、ギャンブルを続けてしまえば再び同じ状況に戻ってしまいます。
そのため、最低でも以下の2つを並行して進めることが重要です。
- 副業(スマホ完結/初期費用ゼロ)で月1〜3万円の副収入を作る
- ギャンブル依存に向き合う=「お金の使い方を書き出す習慣」を持つ
私自身、任意整理後にココナラでデータ入力の副業を始め、毎月30,000円ほどの収入を得られるようになったことで、返済スピードが大きく上がりました。
成功事例:ギャンブルとローンを抱えていた30代男性の場合
当時32歳/会社員/ローン残高250万円(自動車+カードローン)/スロット依存
- 任意整理で利息70万円分をカット
- 副業(動画編集)で月35,000円の収入を確保
- 実質3年で250万円→完済
本人いわく「利息がなくなっただけで返済のストレスが一気に減った」とのこと。
再発防止策として「毎月の生活費を家計簿アプリに必ず入力する」習慣を続けているそうです。
この記事でお伝えしたように、ローンは借金です。ただし、「正しく手を打てば今よりラクに返済できる」ことも事実です。
今日からできることは以下の3つだけです。
- 任意整理で利息を0円にして返済額を減らす
- 副業で毎月1〜3万円の収入を確保する
- 家計管理(ギャンブル習慣の可視化)を始める
まずは1つだけでもOKです。行動すれば確実に状況は変わります。
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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