マイナンバーカードの悪用で借金を背負うって本当?ギャンブル依存でもできる具体的な対処法
「もし誰かにマイナンバーカードを悪用されたら、勝手に借金を背負わされたりしないだろうか…」
パチンコやネットカジノで負けが続き、精神的に追い込まれていた頃、私自身もそんな不安ばかりが頭に浮かんでいました。
結論から言うと、マイナンバーカードを悪用されただけで借金を背負うことはありません。
ただし、「本人確認書類」として使われるリスクは存在します。
この記事では、
- マイナンバー制度と借金の関係(悪用されても借金は発生しない)
- 悪用を防ぐための現実的な対策
- すでに借金を抱えている場合の返済を軽くする方法
をわかりやすく解説します。
STEP1:マイナンバーカードを悪用されても“借金の契約”はできない
マイナンバーカードは税や社会保障、行政サービスの手続きに利用するための本人確認書類です。
借金(ローン・キャッシング)の契約には、マイナンバーだけでなく「本人の署名・銀行口座・在籍確認」など複数の情報が必要です。
そのため、マイナンバーだけを悪用して勝手に借金を契約されることは基本的にありません。
それでも「不安」が残る場合は?
もし身に覚えのない契約が心配な場合は、CICなどの信用情報機関で情報開示を行えば、あなた名義の借入状況を確認できます(数百円〜1,000円程度)。
▶ 身に覚えのない借金がないか確認したい方はこちら(CIC公式)
STEP2:すでに借金がある場合の“返済負担を減らす手順”
「悪用されたかどうかは関係なく、すでに借金の返済が苦しい」という場合は、返済額そのものを減らす対策を講じる必要があります。
もっとも現実的なのは、任意整理によって利息を0円にし、元金のみを分割返済にする方法です。
たとえば、200万円の借金+15%の利息がある場合でも、任意整理を行えば利息分60万円前後をカットできるケースがあります。
「弁護士に相談=すぐ裁判」ではありません。任意整理は弁護士があなたの代わりに金融機関と交渉してくれる“法的に認められた手続き”です。
STEP3:副業+再発防止で“借金を増やさない”仕組みを作る
任意整理で返済額を減らした後、副業+再発防止策を並行して進めることで、再び借金に悩まされない状態を作ることができます。
- スマホ完結・初期費用ゼロの副業 → 月1〜3万円の収入確保
- ギャンブル依存対策 → 家計簿・使用履歴を「毎日1分だけ」記録する習慣化
私自身も任意整理後に、スマホで始められるクラウドソーシングを使い、月3万円を副収入として得られました。
「生活費+返済」にあてることで返済期間を半年以上短縮できています。
成功事例:ギャンブル依存による借金+マイナンバー不安を抱えていた20代男性
当時27歳/フリーター/借金180万円(カードローン・ネットカジノ)
- CICで信用情報を確認 → “身に覚えのない借金なし”を確認
- 任意整理 → 利息50万円をカット
- 副業(ライティング)→ 月25,000円
- 実質2年半で完済
「知らないうちに借金を背負わされていたらどうしよう…」という不安を解消できたことで、ギャンブル以外に目を向けられるようになったのが大きな転機になったそうです。
今日できる3つの行動は次の通りです。
- CICで名義の借入状況を確認する
- 任意整理で返済額を減らす
- 副業+家計管理で再発を防止する
全てを一気にやる必要はありません。「どれか1つ」だけでもスタートすれば、確実に状況は変わります。
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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