お金がないのにギャンブルしてしまう人へ
「お金がないのに、気づけばパチンコ屋にいる」「財布が空でも、借金してまでギャンブルしてしまう」──私も同じ経験を繰り返していました。お金がないときほど「一発逆転したい」という気持ちが強くなり、冷静さを失ってしまうのです。
しかし、お金がない状態でギャンブルをすると、借金依存に直結します。負ければ借金が増え、勝っても「また行ける」と錯覚して繰り返すだけ。抜け出すには仕組みを理解し、行動を変える必要があります。
なぜお金がないのにギャンブルしてしまうのか
お金がないときのギャンブルには、次のような心理が働きます。
- 「少しでも増やさないと生活できない」という焦り
- 「勝てば借金を返せる」という誤解
- ストレスや不安を一時的に忘れたい逃避
- 勝ったときの快感が忘れられない依存
➡ 借金と依存心理の関係は こちら にまとめています。
👉 「お金がないからこそギャンブルへ」──これが借金地獄の入り口です。
お金がない時のギャンブルが借金を悪化させる仕組み
「少しでも増やそう」とお金がない時にギャンブルをすると、次の悪循環が起こります。
- 残り少ない生活費を使い、負けてさらに苦しくなる
- 借金で軍資金を作り、負けて借金が増える
- 勝った記憶だけ残り「次も行ける」と錯覚する
- 最終的に返済不能となり、家族や仕事に影響が出る
➡ 借金返済の仕組みは こちら を参考にしてください。
お金がないギャンブル依存から抜け出す3つのステップ
STEP1:借金総額を把握する
「いくら借金があるのか分からない」という人が多いです。CICやJICCで信用情報を開示し、まずは現状を数字で知りましょう。
STEP2:任意整理で返済を減額する
返済不能なら任意整理で利息をカットし、毎月の返済額を現実的に減らします。私も月10万円の返済が3万円になり、生活に余裕が生まれました。
STEP3:副業や支出管理で生活を立て直す
副業で月2〜3万円を得るだけでも、返済は大きく前進します。支出を管理し、ギャンブル以外の「安心できる習慣」を作ることが重要です。
➡ 生活を守る節約術
✅ 「お金がないときのギャンブル」は必ず借金を増やします。抜け出す行動を取りましょう。
成功事例:お金がないのにギャンブルを繰り返していた男性
私の知人(30代男性)は、給料日前に「増やさなきゃ」とパチンコへ行き続け、300万円の借金を抱えました。しかし弁護士に任意整理を依頼し、返済額を月9万円→2.5万円に減額。副業と節約で返済資金を作り、5年で完済しました。
「お金がないときこそギャンブルをしてはいけない」と痛感したそうです。
再発防止|お金がない時にギャンブルしない習慣
再び同じことを繰り返さないためには、次の工夫が必要です。
- 「お金がない=行かない」とルール化する
- 財布や口座に余計なお金を持たない
- 副業や趣味に気持ちを置き換える
➡ 借金と心の立て直しは こちら をご覧ください。
👉 「お金がない時のギャンブル」をやめれば、借金地獄は必ず止まります。
出典:厚生労働省「ギャンブル等依存症対策」/2025年8月時点
出典:法テラス「多重債務相談窓口」/2025年8月時点
更新日:2025年8月24日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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