ショッピング利用に過払い金はある?|ギャンブル債務でも任意整理で返済を減額する方法

ショッピング利用に過払い金はある?ギャンブル債務でも任意整理で返済を減額する方法

「カードのショッピング枠をたくさん使ったけど、過払い金は戻ってくるの?」──そんな疑問を持つ人は多いです。私もギャンブルで資金が尽き、カードのショッピング枠に頼って生活費まで立て替えていた時期がありました。

結論から言えば、ショッピング利用には過払い金は発生しません。 過払い金が対象になるのはキャッシング枠のみです。この記事ではその理由と、返済が苦しいときの現実的な解決策を紹介します。

この記事でわかること

  • ショッピング枠に過払い金が発生しない理由
  • 過払い金が対象になるキャッシングとの違い
  • 返済が苦しいときの現実的な対策
  • 任意整理で減額・分割に再設計した実例

ショッピング枠に過払い金は発生しない

結論:ショッピング利用は立替払いなので、利息制限法の対象外です。

クレジットカードのショッピング枠は「商品代金の立替え」であり、金利は通常かかりません。分割払いやリボ払いでは手数料が発生しますが、これも利息制限法ではなく割賦販売法に基づいており、過払い金の返還請求はできません

一方、カードのキャッシングは「貸金業法」に基づく融資なので、利息制限法の上限を超えていた場合に過払い金が発生する可能性があります(出典:金融庁/2025年9月時点)。

ショッピング=対象外、キャッシング=対象になる可能性あり、と覚えましょう。

返済が苦しいときの現実的な解決策

結論:過払い金がなくても、任意整理で返済を減額できます。

「ショッピングだから過払い金はない=どうしようもない」わけではありません。もしリボ払いやキャッシングで返済が膨らんでいるなら、任意整理で利息をカットし、返済額を3〜5年の分割に組み直すことが可能です。

制度の詳細は → 債務整理の仕組み をご覧ください。

過払い金がなくても、返済を軽くする道はあります。

成功事例|200万円の借金を任意整理で月3万円に減額

結論:キャッシング+ショッピングで200万円を抱え、任意整理で完済しました。

私はスロット依存でキャッシングとショッピングを使い、借金が200万円に膨らみました。過払い金を調べても、ショッピング分には当然ゼロ。絶望しかけましたが、弁護士に相談し任意整理を選択。

その結果、返済は月6万円→月3万円×60回に半減。督促が止まり、副業で月2〜3万円を稼いで生活費に充て、3年で完済できました。副業の方法は → 借金返済に役立つ副業 を参考にしてください。

過払い金がなくても、任意整理+副業で返済を完走できます。

再発防止|依存対策と家計改善

結論:副業・家計管理・依存対策の3本柱が再発防止のカギです。

  • 副業:在宅ワークやスキル販売で月1〜3万円を確保
  • 家計改善:固定費を10〜15%削減(→ 家計改善法
  • 依存対策:ギャンブル依存症支援窓口を活用(出典:厚生労働省/2025年9月時点)

精神的に追い詰められたときは → 借金苦で悩むあなたへ をご覧ください。

返済を完了した後も「収入+支出+依存対策」を維持して再発を防ぎましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. ショッピング利用に過払い金はありますか? A. ありません。過払い金はキャッシングにしか発生しません。 Q. リボ払いの手数料は過払い金になりますか? A. いいえ。リボ手数料は割賦販売法に基づくもので、過払い金返還請求の対象外です。 Q. 過払い金がなくても借金を減らす方法はありますか? A. はい。任意整理を利用すれば、利息カット+分割返済に再設計可能です。

最終更新日:2025年9月12日

著者

借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。

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