海外ギャンブルサイトで借金が膨らんだ人へ|違法リスクと立て直し方
「海外のオンラインカジノならバレないはず」「ここで取り返せば一発逆転できる」――そんな気持ちが積み重なり、気付けば借金が150万円を超えていました。私はまさにその状態でした。最初は数千円の遊び感覚だったのに、いつの間にか「負け→追いベット→借金」を繰り返すようになり、気づくと返済に追われる毎日になっていました。
海外ギャンブルサイトで借金が膨らむ3つの理由
- 負けてもすぐに入金できる環境(オンラインで即入金可能)
- 違法性が曖昧で“バレにくい”と錯覚しやすい
- レートが高く1回の負けで数万円消える
体験談:1日で30万円負けたときの話
私はオンラインブックメーカーで「絶対に勝てるオッズ」を見つけて5万円賭けたことがありました。結果は惨敗。取り返そうとさらに10万円、15万円と賭け続け、1日で30万円を失いました。 「ここで止めたら本当に負けだ」と思った瞬間、もう正常な判断ができなくなっていました。
解決策①|違法性とリスクを正しく理解する
海外サイトとはいえ、日本国内から利用した時点で賭博罪に問われる可能性があることをご存じでしょうか。実際にオンラインカジノ利用者が摘発された事例もあり、金融機関への情報提供やログの開示が行われたケースもあります。
小まとめ
「バレにくいから大丈夫」という考え方そのものが、ギャンブル依存と借金を加速させる大きな要因になります。
解決策②|任意整理で利息を止め、現実的な返済に切り替える
私の場合、カードローン・クレジットリボなどで合計150万円まで膨らみ、月7万円の返済が限界になっていました。弁護士に相談して任意整理を行った結果、利息が全額カットされ、月3万5,000円の分割返済に変更できました。
項目 | 整理前 | 整理後 |
---|---|---|
借入総額 | 1,500,000円 | 1,500,000円 |
利息 | 年18% | 0 |
月返済額 | 70,000円 | 35,000円 |
解決策③|副業+再発防止の仕組みをセットで実行
返済額が下がったあとは、副業(クラウドワークス/ライン作業/データ入力など)で月2~3万円をプラスし、完済までの期間を短縮しました。また、
- ギャンブルアプリをスマホから削除
- 「いくら負けたか」を記録する
- 使えるお金の上限を月初に固定
といった再発防止の仕組みを入れたことで、再びサイトに手を出すことはなくなりました。
成功事例:オンラインカジノで200万円→2年半で完済したケース
知人のAさんは、海外オンラインカジノで200万円を失いましたが、任意整理+副業+家計管理の3ステップで2年半後に完済しました。 「ギャンブルをやめるより、仕組みを変えた方が現実的だった」というのが本人の感想です。
よくある質問(FAQ)
Q1:海外サイトなら日本の法律は関係ないですよね?
A:いいえ。日本国内に居住している場合は国内法が適用され、賭博罪の対象になります。
Q2:任意整理で海外サイトの借金も整理できますか?
A:海外サイト自体は債権者ではないため、カードローンやクレジット会社など日本側の借入に対して任意整理が適用されます。
Q3:返済しながらギャンブルをやめる自信がないのですが…
A:ほとんどの方がそうです。まずは「利息を止める→返済額を下げる」だけで大丈夫です。その後、副業や生活改善を組み合わせることで自然と再発しにくくなります。
内部リンク
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減により2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による立て直し」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆しています。
コメント