兄弟の借金を肩代わりすべき?|ギャンブル依存・保証人リスクと任意整理で守る方法
「兄弟が借金をして返せず困っている」「保証人になってほしいと頼まれた」——家族だから助けたい気持ちは当然です。しかし安易な肩代わりや保証人契約は、あなた自身が借金地獄に巻き込まれる危険があります。私はかつてギャンブルで300万円の借金を抱え、兄に相談した経験がありますが、最終的に任意整理で立て直しました。本記事では、兄弟の借金にどう向き合うべきかを解説します。
兄弟の借金を肩代わりするリスク
結論:保証人や肩代わりは自分も同じ借金を背負うことになる。
- 保証人:兄弟が返済できなければ全額があなたに請求される。
- 肩代わり:一度払ってしまうと「頼めば払ってくれる」と繰り返される。
- 家庭崩壊:兄弟関係だけでなく自分の生活基盤まで壊れる。
感情に流されず、債務整理など制度を使って本人が解決する道を選ぶべきです。
兄弟の借金を解決する正しい手順
結論:本人が任意整理を行い、家族は支援役に回る。
- 状況確認:借入先・金額・延滞状況を整理。
- 専門家相談:法テラスや弁護士に本人が相談。
- 任意整理:利息カット・返済減額で現実的な計画を立てる。
- 家族の役割:金銭的支援ではなく、生活改善や心理的サポート。
法テラスを通せば相談料無料・費用分割可能(出典:法テラス/2025年8月時点)。
成功事例|兄のギャンブル借金180万円を任意整理で解決
結論:返済額が月6万円→3.5万円に減額、3年で完済。
相談者Mさんの兄はパチンコとカードローンで180万円を抱え、返済不能に。肩代わりを迫られましたが、弁護士相談を勧め任意整理を実施。返済は月6万円→3.5万円に減り、アルバイトと副業で返済を継続。3年で完済し、兄弟関係も守ることができました。
再発防止|兄弟の借金問題を繰り返さない3つの習慣
結論:依存対策・生活改善・情報共有で再発を防ぐ。
よくある質問(FAQ)
Q1:兄弟の借金を肩代わりすべきですか? A1:すべきではありません。本人の任意整理で解決するのが正しい道です。 Q2:保証人を頼まれたらどうすれば? A2:断るべきです。保証人になれば借金全額を背負うリスクがあります。 Q3:ギャンブル由来の借金でも整理できますか? A3:可能です。任意整理は理由を問わず適用できます。
【公式出典】
・金融庁(2025年8月時点)/ ・消費者庁(2025年8月時点)/ ・法テラス(2025年8月時点)
更新日:2025年9月12日
著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・消費者庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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