借金があっても起業できる?ギャンブル依存で借金がある人が“失敗しないためにやるべき準備”
「借金を一気に返すために、いっそ起業した方が早いのでは…」
そう考えたことはありませんか?
私もギャンブルで借金が200万円を超えたとき、「起業して成功すれば一発で返せるかも」と本気で考えていました。
しかし結論から言うと、借金がある状態で突然起業するのは非常にリスクが高いです。
この記事では、借金を抱えたまま起業しようとして失敗する人の共通点と、“失敗せずに起業へ進むための現実的な準備ステップ”を3つに分けて解説します。
STEP1 共感|借金を抱えたまま起業すると失敗しやすい理由
借金を抱えた状態で起業が失敗しやすいのは、次のような共通点があるからです。
- 「起業すれば一気に返せる」という一発逆転思考になっている
- 自己投資や開業資金にお金を使い過ぎ、返済が追いつかなくなる
- 返済と事業運営の両方が精神的な負担になり、ギャンブルに逃げてしまう
私も「このビジネスなら稼げるかも」と教材に数万円を使い、結局回収できずにさらに借金を増やしてしまった経験があります。
小まとめ: 借金がある状態の起業は“逆に借金を増やす”リスクが高いため、準備が必要です。
STEP2 解決|起業の前にやるべき現実的な準備3つ
① 任意整理で利息をカットし、返済の土台を整える
まずは利息や遅延損害金をカットし、元金だけの返済に切り替えることで、毎月の返済額を下げて“余力”を作ることが重要です。
② 副業で“返済+起業準備資金”を作っておく
副業で月1〜3万円を稼ぎ、その一部を返済に、残りを起業準備資金に回すことで資金面の不安を減らせます。
③ 起業ジャンルの情報収集・小規模テストをしておく
クラウドソーシングなどでまずは小さく試しておくことで、起業後の失敗リスクを大きく下げられます。
小まとめ: 起業前に「利息を止める → 副業で資金を作る → 小さく試す」という順に進めると失敗しにくくなります。
STEP3 行動|起業につなげるための“今日からできる一歩”
- 任意整理の無料相談を受けて返済額を下げる
- 副業を始め、返済+起業準備資金を同時に作る
- 興味あるジャンルの案件を小規模で受けてみる
私も任意整理+副業で返済の余力を作り、その後クラウドソーシングでスキルを磨いた結果、副業→起業にステップアップできました。
小まとめ: 借金があっても起業は可能ですが、「返済の土台を整えてから進む」ことが成功の近道です。
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著者
借金ゼロ教室を運営するみろく。20代で300万円の借金を抱え、任意整理+副業+固定費削減の3本柱で2年で完済。現在は「返済負担の軽減」「副業による再建」「一次情報に基づいた債務整理・支援制度の解説」を軸に情報発信し、返済相談や節約アドバイスのオンラインサポートも実施。記事はすべて法テラス・金融庁・CIC・JICC等の公式情報を確認したうえで執筆・更新しています。
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